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リングの絶対女王に振りかかる壮絶なる惨劇!
有名女子格闘家や女子プロレスラーが、何者かによって徹底的に痛めつけられ、病院送りにされているという事件が格闘業界で多発していた。
最強の女子プロレスラーを決める「アルビオン・トーナメント」。初回、第2回と連覇し、今大会も優勝候補大本命と目されている豊川菜々子は、大会1週間前となる某月某日記者会見を行った。目下ライバルとなるような選手はおらず、大会3連覇に欠片の自信も揺るがない豊川は「自信? 自信しかありません」「今大会も優勝するのは当然。いかに私が美しく勝つか、そこを見て頂きたい」と堂々と言い放った。
しかしその4日後…事件は起きた…
大会3日前、1人で深夜の道場で練習していた菜々子。そこに屈強な身体つきの見知らぬ覆面男が現れた。この男が今噂の女子格闘家襲撃事件の犯人なのだろうと肌で感じた菜々子は妙な違和感を心の奥底で感じながらも、揺るがぬ自信からウォーミングアップ相手にと覆面男を捕らえようとする。これが悲劇の幕開けとも知らずに…。
謎の覆面男を圧倒する菜々子。ドロップキックや鎌固め等で追い込むが、覆面男は何度も立ち上がってくる。なかなか倒せない事に焦りと苛立ちを感じた菜々子は、ついには関節技で覆面男の骨を折ってしまう。骨折してしまえば戦意を喪失するだろうと思っていたが、それでもなお男は立ち上がり向かって来たのだった。
その異常さに湧き上がる感情は、恐怖! ただ恐怖!
動きが鈍ってしまった菜々子は、捕まえるどころか逆に襲われる立場となり、ついにはリングから逃げ出してしまうのだった。逃げ惑う菜々子だったが、疲れも痛みも知らぬ殺人マシーンに何度も捕まっては痛めつけられてしまう。部屋に逃げては技をかけられ、風呂場に逃げては湯船に沈められ…。やがて逃げる力をも失った菜々子は、ずぶ濡れのまま部屋に投げ出されると、さらなる攻撃を受け完全にノックアウトされてしまった。しかし惨劇はこれだけでは終わらない…。朦朧とする意識の中、狗のように鎖に繋がれ四つん這いで歩く覆面男が連れてこられ、菜々子に襲いかかってきた! この後の菜々子に待つものが、ただただ非情なる結末であ事は言うに及ばない…。
豊川菜々子